ICA-7000｜周辺装置

イオンクロマトグラフ ICA-7000 周辺装置
東亜ディーケーケー株式会社

イオン除去装置

陰イオン測定用モジュール ICA-AMS:7600400U　
陽イオン測定用モジュールＩCA-CMS:7600410U

高感度の陰イオン / 陽イオンの分析が可能

電解再生方式のイオン除去装置

再生液(除去液)を準備する必要はありません。
電気分解に必要な溶液は､検出器からの排出液または純水です。

連続再生方式

測定ごとにサプレッサの切替は必要としません。

特別な設定は不要

電源投入後はすべて自動制御です。
動作状態は､モジュール用電源前面パネルのLEDの点灯状態(青､黄､赤)で確認できます。

イオン除去装置の役割

サプレッサ方式のイオンクロマトグラフィーで使用する溶離液は､酸性またはアルカリ性の電解質溶液です。
この溶液自体、高い電気伝導率を示します｡

サプレッサは分離カラムと検出セル（電気伝導率セル）の間に配置し、サンプレッサ部でイオン交換させています。検出段階で溶液の電気伝導率を低くすることで、ベースラインノイズが抑制されるため、測定対象のイオン種成分の感度向上が期待できます。

イオン除去装置の構造とサプレッション原理

構造は異なるイオン交換膜により、3つの部屋に分けられています。
それぞれの部屋に、イオン交換樹脂が充填されています。
電極部で生成した水素イオン、水酸化物イオン、外側流路の溶液に含まれる不純物イオンの内部流路への侵入を防ぐ構造となっているため、電気伝導率をより低減させる効果があります。

イオン除去装置の測定例

販売価格などは東亜ディーケーケー株式会社販売代理店の
当社までお問い合わせください。
株式会社共亜計測
TEL 03-3480-9878 / FAX 03-3480-9807
e-mail. info@k-kyoa.co.jp

ケミカルサプレッサユニット
サプレッサポンプユニット：7591950U
ケミカルサプレッサ：6813690K

ローコストの高感度分析を実現

除去液送液用のサプレッサポンプユニットとケミカルサプレッサとの組み合わせにより､高感度の陰イオン分祈ができます。
ケミカルサプレッサは、高交換容量の陽イオン交換膜（ファイバータイプ）を使用した､陰イオン分析用サプレッサです。

サプレッサ反応イメージ

分析時は､溶離液と除去液(硫酸などの強酸)を送液して使用します。
ケミカルサプレッサを通過するとき､溶離液･サンプル中の陽イオン(Na⁺など)
と除去液のH⁺がイオン交換されます。
さらに､目的の陰イオン(Cl^⁻など)は強酸(HClなど)となり､感度が向上します。

オートサンプラ ICA-200S

多検体の連続測定に対応


オートサンプラ標準タイプ	冷却機能付きのオートサンプラ（オプション）

1台で最大2Chの同時測定が可能

シリンジユニットやバルブユニットの増設により､2Chの同時測定､またはそれぞれ単独の測定が可能です。

測定検体の自動希釈が可能(最大40検体)

検体を適当な倍率に希釈し､続けてその希釈検体を注入することができます｡さらに､試料ごとの希釈倍率設定が可能です。

最大90検体の連続自動測定が可能

サンプルラックに試料容器をセットするだけで､最大90検体の連続自動測定ができます（機器制御用ソフトウェア使用時）。

2種類の試料注入方式から選択が可能

試料の注入は､LOOPモード(ループ容量一定量注入）、INJECTIONモード(注入量の任意設定)の2モードから選択できます。

ポストカラムリアクタ ICA-200PR

イオンクロマトグラフ・ポストカラム法に対応

耐薬品性に優れたノンメタルポンプを採用

反応試薬用ポンプ2台と、ヒーターユニット2台を装備

40～100℃に温度コントロールが可能

ポンプユニットのプランジャー自己洗浄機能搭載

用途例：シアン / 臭素酸分析（上水試験法）

イオンクロマトグラフ ICA-7000 システム応用例

シアン / 臭素酸分析

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