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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D型 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D型 販売価格は東亜DKK代理店の 当社までお問い合わせください。 |
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環境省デジタルテレメータ共通仕様に対応 本装置は,「化学発光方式(ケミルミネッセンス法)」に よる大気中の窒素酸化物(NOX)計と, 「ベータ線吸収方式」による大気中の浮遊粒子状物質(SPM)計を組合せて, 1台の装置としたものです。 また,本装置の高機能記録計は180mm幅でNO・NO2・NOxとSPM濃度を 「のこ歯状」にアナログ記録すると同時に, 同一記録紙上に1時間平均値,日報,アラーム内容をデジタル印字します。 本測定装置の仕様については JIS B 7953 : 2004, JIS B7954 : 2001を基本にしています。 |
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販売価格などは東亜ディーケーケー株式会社販売代理店の 当社までお問い合わせください。 株式会社共亜計測 TEL 03-3480-9878 / FAX 03-3480-9807 e-mail. info@k-kyoa.co.jp |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D 特長 |
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本装置1台でNO, NO2, NOx, SPMの4成分を測定できます。 ■NOX測定■ ○検出器として,PMT(光電子増倍管)を採用していますので,低ノイズで安定した測定ができます。 ■SPM測定■ ○ベータ線源に14C(カーボン14)を採用しておりますので通常線源の交換は不要です。 ○質量濃度を直接測定しますので,粒子の質(比重,粒子径,粒子の色など)の違いによる 影響がなく再現性に優れています。 ○独自の検出機構によって「のこ歯状記録」のための出力がでます。 ○ベータ線の検出には半導体検出器を採用し,寿命は半永久です。 また,ベータ線源は3.7MBq以下の密封型を使用していますので, 放射線取扱いについての法規制の対象となりません。 ○感度校正は等価膜を使用し手動で簡単に行えます。 ○熱式流量計を用いていますので,流量の記録が行えます。 ■共通機能■ ○液晶タッチパネルを採用し,操作は対話方式とすることで設定を容易にしました。 また,液晶上で各データーの履歴表示や推移グラフを簡単に表示できます。 1つの画面でN0,NO2,NOxとSPMのデーターを切り替えて確認できます。 ○メンテナンス性を考慮しオープンフレームタイプの架台を採用しました。 ○環境省デジタルテレメータ共通仕様に対応しています。 (オプション:イーサネット(LAN)装着時) ○分析計に記録された測定値((瞬時値,1時間平均値)や分析計内の状態(温度,圧力,流量)およびゼロ偏差, スパン係数,アラーム,イベントの履歴を注)CFカード(オプション)へ記録することができます。 CFカードのファイルは,CSVファイルとなっているためデーター編集が容易に可能です。 また,データー種類(1分値,1時間値,アラーム,イベントなど)も年または月単位で分けられており, データー整理が簡易的に行えます。 〇CFカードは前面から着脱できます。 注)CFカードに記録できるデーター数は下記の通りです。 (CFカードは当社の専用純正品のみ使用可能です。) データーの例(256MB):約3年分(通常記録の目安) ○キャスターなしを標準仕様とし,アルミフレームを採用することで,地震の際の安定性を確保しました。 また,オプションのキャスター付きを選択した場合には従来よりもキャスター間隔を広く取り, 輸送時の安定性を考慮しました。 ○本装置の記録計は,記録紙上に測定値(1時間平均値)や日報,アラーム情報などを印字します。 また,停電などによる時刻と記録紙のずれを電源復旧時に自動的に記録紙を早送りし, 時刻とのずれを補正します。 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D 標準仕様 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D 大気中NOxの測定原理 |
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化学発光方式は,NOがオゾンと反応してNO2を生成する過程で生じる化学発光を利用しています。 その発光強度がNO濃度と比例関係にあるので,発光強度を測定してNO濃度を求めます。 この反応に必要なオゾンは,空気または酸素を無声放電または紫外線照射することで発生させます。 化学発光の波長特性は,図に示すように590〜2500nmの波長域ですが, 他の化学発光の影響を除くためのカットフィルター特性, および光電子増倍管の特性の関係から600〜900nmの範囲で測定します。 NO2はオゾンとの反応では発光しないため,コンバーターに通してNOに変換したのちに測定します。 化学発光法の計器は, NOxの広い濃度範囲にわたって直線性を示すほか, 環境濃度を測定できる高い感度と選択性を有する利点があります。 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D NOx測定の動作説明 |
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試料大気はダストフィルター,試料大気/校正ガス切替バルブ,流量計とドライヤー1を経た後, 直接反応槽に至るNO測定流路と, NO2〜NOコンバーターを経由するNOx測定流路に分かれます。 これらの流路を経た試料ガスはNO/NOx切替えバルブにより交互に反応槽に送られます。 反応槽では,試料とオゾン発生器からのオソンが混合され,試料中のNOとオゾンが反応しNO2を生成します。 このとき生じる化学発光を検出器でとらえ濃度演算を行います。 NO測定流路側では試料ガス中のNO濃度が測定され,NOx測定流路側ではNO+NO2の濃度が測定されます。 また, NO2濃度はNOx-NOで計算されます。 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D NOx測定の測定系統図 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D SPM測定の原理 |
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ベータ線吸収方式は,低いエネルギーのベータ線を物質に照射した場合, その物質の質量に比例してベータ線の吸収量が増加することを利用した測定方式です。 ろ紙上に捕集したSPMにベータ線を照射し,透過ベータ線強度を測定することによって, SPMの質量を知ることができます。 ベータ線透過強度とSPMの質量の関係は,次式のとおりです。 本自動測定装置(GLN-347D)では,サイクロン方式の分粒器を通して, 18L/minの一定流量の試料大気を吸引し,ろ紙上に浮遊粒子状物質を捕集し, 測定・演算の結果,質量濃度(μg/m3)を常時出力します。 |
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大気中NOx・SPM測定装置 GLN-347D SPM測定の系統図 |
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